大会での実績

私が公式の大会に初参加したのは、1995年4月のこと。浅草寺伝法院大書院(せんそうじ・でんぼういん・おおじょいん)で毎年行なわれている「第14回 投扇興の集い」でした。これはテレビや新聞の取材もあり、芸能人も参加することのある大きな大会です。 一般参加人数は200人近くに達します。
そもそも伝法院自体が普段は一般に公開されていないところで、きれいな庭園に入れるだけでも貴重な体験。大会の間、野点を楽しむこともできます。しかも当日は浅草の芸妓さんによる舞の披露や、日本でここでしか見ることができないという「投壺(とうこ・投扇興の原型となった遊び)」の実演も行なわれるなど、投扇興以外にもいろいろ楽しみが用意されており、大会自体には参加しなくても見学していかれる方もおおぜいいます。
投扇興の大会の方は団体戦と個人戦に分かれ、個人戦は初心者向けの「紅の部」と熟練者の「紫の部」に分かれています。

この年、私は一緒に練習してきた仲間数人と「扇友連」というチームを組んで、個人戦と団体戦に出場。さすがに始めたばかりでは大した成績は挙げられませんでしたが、それでも友人2人が「紅の部」の決勝進出を果たし、優勝と準優勝を独占する快挙を成し遂げました。
翌年の大会は、直前になって尿路結石にかかって救急車で運ばれて入院、というハプニングがあり、残念ながら出場できなかったのですが、それ以降は毎年欠かさず参加しています。
(2002年には別の病気で入院したため、大事を取って見学のみ。なんで私は春先に病気するんでしょうか…)

この春の大会の他にも、夏には団体戦のみの大会が行なわれていた時期があり、また最近は秋にも大会が行なわれるなど、腕試しの機会は増えてきています。また、浅草以外の流派でも全国大会を行なっているところがあるのですが、私自身はまだ参加したことがありません。妻は独身時代に京都と大津で参加してきたそうで、いつか私も体験してみたいと思っています。

以下、各大会での私の成績を挙げてみます。


春の浅草寺伝法院
「雅の会・投壺と投扇興の集い」

注)第17回からは個人戦と団体戦の両方に出場することができなくなったため、団体戦メンバーとして参加しています。2チームに分けて参加した年は、私の参加した方は優勝してなくても、仲間内で熟練者を集めた「1軍」(?)の方は優勝できた年もありました。

個人戦 団体戦
1995年・第14回 2回戦進出 3回戦進出
1996年・第15回 (入院で棄権)  
1997年・第16回 ベスト8 ベスト4
1998年・第17回   優勝
1999年・第18回   優勝
2000年・第19回   準優勝
2001年・第20回 緒戦敗退  
2002年・第21回 (療養中で見学)  
2003年・第22回   優勝
2004年・第23回 緒戦敗退  
2005年・第24回   準優勝
2006年・第25回   緒戦敗退
2007年・第26回   準優勝
2008年・第27回   準優勝
2009年・第28回 緒戦敗退  
2010年・第29回   優勝
2011年・第30回   緒戦敗退
2012年・第31回   緒戦敗退
2013年・第32回   優勝
2014年・第33回   優勝
2015年・第34回 ベスト4  
2016年・第35回 ベスト8  

うーむ…できれば個人戦で活躍したいのですが、どうもいけませんね。一番調子がよかった90年代後半のベスト8が最高で、あとはどうも壁を破れません。団体戦の方が楽しめるのかもなーと弱気なことを考えております(^_^;)。しかし2006年は、その団体戦も「5人がかりで25点」というボロ負けでした。
言い訳になりますが、春は風を防いでいない環境なので、サイコロによる場所の運不運があまりに大きすぎますね。
2007年は私にしては珍しく3試合とも5投で10点を上回る安定ぶり(風もあまり気になりませんでした)で、2年ぶりに準優勝できたのですが、都流戯連さんの4連覇を許してしまったのが悔しいです(^_^;)。
2008年は、その都流戯連さんを一回戦で破って連覇を止め、さらに優勝候補のじゃが連さんまで破って決勝に上がってきた宮人連さんと対戦し、その大事な決勝に限って先鋒の私が振ったサイコロの目が「1」…またしても風下に回されてしまって復活優勝のチャンスを逃しました。
2009年は団体戦メンバーが足りたので久しぶりに個人戦に回りましたがまたしても1試合で終わり(団体の方は優勝しました!)。私が個人戦で1勝できるのはいつになるでしょうか…。

2015年4月4日追記:
久しぶりに個人戦に出場し、3勝を挙げて自己最高のベスト4進出を果たすことができました!


秋の「投扇興競技大会」

こちらでは、第1回に奇跡的な個人戦準優勝ができたのを最後に、いつも予選リーグを抜けられずにいます。
特に第4回では、予選で30点技の「少女」を出しておきながら40投の合計がわずか65点どまりという、最悪の成績を記録してしまいました。私の復活はいつになることやら…。
追記)
第5回では、いちおう4戦全勝を達成し、得点差で予選敗退という、前年と比べたらはるかにマシな結果になりました。しかし、第7回は不調のズンドコ…。40投でわずか43点という惨敗でした。
第8回は6年ぶりに団体戦決勝進出を果たすことができましたが、その決勝で先鋒の私は5投でわずか1点…あいかわらず本番に弱い面を露呈してしまいました。もっとも、私一人が絶好調でも勝てる相手ではなかったのですが(^_^;)。

個人戦 団体戦
1998年・第1回 準優勝 優勝
1999年・第2回 予選敗退 優勝
2000年・第3回 予選敗退 予選敗退
2001年・第4回 予選敗退 ベスト4
2002年・第5回 予選敗退(4勝0敗、2位) ベスト4
2003年・第6回 予選敗退(3勝1敗、5位) 予選敗退
2004年・第7回 予選敗退(0勝4敗、12位) 予選敗退
2005年・第8回 予選敗退(2勝2敗、8位) 準優勝
2006年・第9回 予選敗退(3勝1敗、5位) ベスト4
2007年・第10回 予選敗退(4勝0敗、2位) 予選敗退
2008年・第11回 予選敗退(3勝1敗、5位) ベスト4
2009年・第12回 予選敗退(3勝1敗、4位) ベスト4
2010年・第13回 予選敗退(3勝1敗、7位) ベスト4
2011年・第14回 予選敗退(1勝3敗、8位) 予選敗退
2012年・第15回 ベスト8 予選敗退
2013年・第16回 予選敗退(3勝1敗、3位) 予選敗退
2014年・第17回 ベスト4 準優勝
2015年・臺18回 優勝 優勝
2016年・臺19回 予選敗退(3勝1敗、4位) 第3位

2012年の第15回で、実に14年ぶりに個人戦の予選を突破し、8人による決勝トーナメントに進出することができました!
予選を抜けられる可能性が高くなったあたりからプレッシャーでガチガチになってしまったのですが、なんとか抜けたあとはもう疲労感に襲われてほとんどまともに投げられず、優勝した石橋俊彦さんに完敗でした。
翌2013年も予選の3試合目終了時点で3連勝と単独トップに立っていたのですが、今度はプレッシャーに負けて4試合目で敗退。得点差で勝ち抜けを逃してしまいました…。
翌2014年は退院したばかりで体調に不安がありましたが、かえって肩の力が抜けていたのかよかったか全勝で予選を突破。6席しかなかったので1回戦は不戦勝で、準決勝も48点も取ることができたのですが、準優勝したじっちさんが60点も出したためベスト4どまりでした。団体戦は9年ぶりに準優勝を果たしました。

2015年、第1回以来実に17年ぶりとなる決勝進出を果たし、念願の初優勝を飾ることができました!


隔月の例会

東都浅草投扇興保存振興会の会員が集まって、浅草見番で奇数月末に行なわれている例会は、最近はとみに参加者の層が厚くなってなかなか勝てませんが、20世紀の頃(遠い目…)は私もけっこう優勝していたものです。

1995/11 冬の席で優勝 第 82回全段戦で準優勝
1996/03 秋の席で優勝 第 83回全段戦で優勝(初優勝)
1997/01 夏の席で優勝 (全段戦はなし)
1997/05 春の席で優勝 第 89回全段戦で優勝(2回目)
1997/09 春の席で優勝 第 91回全段戦で優勝(3回目)
1998/01 春の席で優勝 (全段戦はなし)
1998/05 春の席で優勝 第 95回全段戦で優勝(4回目)
1999/07 春の席で優勝 第101回全段戦で優勝(5回目)
1999/09 秋の席で優勝 第102回全段戦で優勝(6回目)連覇☆
2000/01 夏の席で優勝 (全段戦はなし)
2010/05 冬の席で優勝 全段戦は1回戦負け
2011/01 夏の席で優勝 (全段戦はなし)
2011/09 冬の席で優勝 12年ぶりに年間2勝目
2013/01 夏の席で優勝 第235回全段戦で準優勝
2014/03 夏の席で優勝 全段戦は1回戦負け

2009年9月の例会でも優勝を逃し、「00年代」の優勝は最初の1回だけ、という結果が確定してしまいました。この10年で層がどんどん厚くなる一方です。「21世紀初の優勝」は一体いつになるんでしょうか?(^_^;)
→2010年5月に、実に10年ぶりに優勝することができました。翌2011年には、12年ぶりに年間2回の優勝を達成しました。