魅力行動学会式

嘉悦大学短期大学部の古閑博美教授は、投扇興を誰でも手軽に楽しんでもらえるように工夫し、「魅力行動学会式」と名づけておられます。
以下、本サイトの掲示板に古閑先生ご自身が投稿された内容から転載させていただきます。


例えば、お正月などおめでたい席ですと、「手習い(無点)・瑞雲(10点)・瑞兆(30点)・瑞光(50点)」とするなど、場に応じた点式を工夫します。
状況により、扇を投げる回数を5回(計10投)から3回(計6投)にし、時間の短縮をはかり、より多くの方々に体験していただくこともございます。

子どもたちには、自由に点式を命名し、楽しんでもらいたいと思っております。点が取れないときの「手習い(無点)」以外、アニメや漫画、小説等の登場人物の名前をつけて楽しむことができます。
意見を出し合うことでコミュニケーションをはかることが期待できます。自分たちで「的」を作る楽しみもあります。
地域の会等では、地名や名産品等を採用するなどし、投扇興に親しみお楽しみいただきたいと存じております。