宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)

本店所在地:
京都府京都市中京区六角通富小路西入ル
TEL 075-221-0181 FAX 075-221-0439
京都市営地下鉄の四条駅もしくは阪急電鉄京都線烏丸駅から徒歩で約10分、富小路通りと六角通りの交差点に、宮脇賣扇庵の看板。ホテル「コープイン京都」や「ニュー松風閣」、生祥児童公園の近くです。
年末年始を除いて年中無休。営業は9時〜18時。
京都市内は車を停める所を見つけるのに苦労しますが、宮脇さんはすぐ目の前にコイン駐車場があります。

重要文化財指定の「天井絵」が見守る扇の老舗。
屋号 近江屋新兵衛として1823年に創業した当店は、明治以後、富岡鉄斎の命名で「賣扇庵」と改名、商標「美也古扇」は冷泉為紀の筆によります。
現在まで180余年の歴史・伝統を受継いだ扇の老舗です。

とのこと。
私は投扇興を始めたばかりの頃に友人に連れて行ってもらい、その歴史と風格に圧倒されました。今回(2001年3月3日)久しぶりに行ってみましたが、「投扇興」や「檜扇」の展示が大きく取ってあるのが印象的でした。
ご主人からインターネットでの紹介と、点式の公開の許可を頂くことができました。どうもありがとうございます。

なお、東京営業所の所在地はこちらです。

住所   東京都中央区銀座8丁目12−13 豊川ビル1F
電話   03−5565−1528
営業日  日曜祝日も営業
営業時間 10:00〜18:00


投扇興のお道具の価格:
セットなら現在は3万5千円
バラ売りの場合、以前
 箱  1箱   15,000円
 扇  1本    1,800円
 蝶  1個    8,000円
というところでしたが、最近はもう少し高いはずです。
2011年11月現在、扇1本は2,100円になっているそうです)
あと、上村松園画による点式は、1巻3,000円でばら売りしてもらえます。

なお、宮脇賣扇庵の投扇興の扇は、都御流だけでなく浅草の大会でも使用することができます。文扇堂で売られている扇との大きな違いは、地紙が片面張りで骨が見えていることですが、浅草の扇の規定では地紙は両面でも片面でもいいことになっています。実際、浅草寺伝法院の大会でも、片面張りの扇を愛用している方が何人かいらっしゃいます。


宮脇さんには、投扇興の道具を扱う店舗や通販サイトがいろいろあるのですが、扇一般もすべて扱う支店もいくつかあるようです。わかっている所を随時紹介していきます。

店舗名 所在地 電話番号 売り場
高島屋京都店 京都市下京区四条河原町西入真町52 075-221-8811 6階 リビング、ギフトサロンと美術のフロア
メルサ本店 名古屋市中村区名駅1-2-4 052-582-7111 以前、目撃情報があったのですが詳細不明。

メルサというのは、名前の由来から、名鉄が経営する女性客向けのショッピングセンターのようです。詳しいことがわかったらお伝えします。(もしかしたら本店じゃなかったかも(^_^;)ゞ)