個人戦４０投・２００点以上の高得点記録一覧表
（ベストテンを除く）

惜しくもベストテンには入らなかった、２００点以上の記録をご紹介します。
順位は省略しました。何しろしょっちゅう入れ替わるもんで。

（２００４年４月２９日）
伝法院の大会から一ヶ月も経っていませんが、相変わらず熱心に練習に励んでいる瓦落多連の館長へーすけさんが、２５２点を記録しました！
内訳が何と　５８点　　／　　６９点　　／　　６８点　　／　　5７点　　ということで、７０点以上が１試合もないのに２５０点を越えたという、抜群の安定度（平均６３点±６点以内！）です。
詳細を教えてもらったのですが、蓬生などの特殊な高得点技は一つもなく、早蕨を始めとするラッキーな立ち系の技も全くなし。４０投のうち「手習０」「花散里４」で、あとは全てが４点以上。でも大技は「澪標６」のみなんです。
では何故こんな高得点になったかと言うと、８点の技が異様に多いんですね。薄雲６つに若菜下１つ、賢木２つ、そして柏木が４つ！というのが大きいです。
「偶然に恵まれなくても、純粋に日頃の練習の成果だけで２５０点を越えることもできる！」という、ある意味理想的なケースかもしれません。

しかし、この高得点でも、ベストテンに入っていたのはわずか３週間ほどでした(^_^;)。

（２００２年９月８日）
江東区清澄庭園で行なわれた「第１回野分の会」において、個人戦で優勝されたほいまろさんは、予選でも２５１点という超高得点を記録しました。もちろん自身初の２５０点台。それまでの自己記録を３０点近くも一気に更新しています。
内訳は、１試合目から順に　　４４点　　／　　７３点　　／　　５６点　　／　　７８点　　です。
７０点台が２回出たのは、どちらも「空蝉の但し書きつき」が出たためでした。つまり、「但し書き」での加点２つ分だけで３０点を稼いだことになりますが、それがなくても２２１点ですから、相当な実力であることはおわかりかと思います。

（２００２年１０月２４日）
新宿のシアターＰＯＯにおいて、牛鳴連の石井智明さんが、同じく２５１点を記録しました。
こちらの内訳は　　７５点　　／　　８０点　　／　　５０点　　／　　４４点　　です。
高得点が出たのは「蓬生」および珍しい「手前の浮舟」が出たことによるそうです。また３試合目は、バンマスさんと何と「５０点同士で追投」になり、負けてしまったそうです（バンマスさん、すごい！）。

（２００４年３月２９日）
浅草見番の例会において、「伊の幸」さんが、同じく２５１点を記録しました。
詳細が不明なのですが、この時の内容の素晴らしいのは、目立った大技が何と「空蝉」１つだけ（しかも加点のない、ただの１８点の空蝉だったそうです）しかなかった！という点にあります（もしかしたら澪標くらいはあったかもしれませんが）。
３０点以上の蓬生とか浮舟といった、偶然によるものが全くなく、ただひたすら「薄雲」などの８点技の積み重ねで、一番低い試合でも５８点、あとはすべて６０点以上というものすごい絶好調だったそうです。

（２００７年２月１０日）
じゃが連さんの例会において、「Domi」さんが、同じく２５１点を記録しました。
蓬生や浮舟などの高得点技はおろか、早蕨すらなし。大技は澪標だけ…というのがまず素晴らしいのですが、その澪標の数が尋常じゃありませんでした。
各試合の得点と澪標の数を並べると、５７点（澪標１）、７１点（澪標５！）、７３点（澪標３）、５０点（澪標１）。４試合どころか３試合目までですでに２００点に達しており、４０投中の澪標の数は実に１０個！
あと練習中にも１３回の澪標があったので、つまり１日に澪標２３回という異常なまでの絶好調でした(^_^;)。

補足：

• こういった高得点記録は、澪標など２桁点の「大技」が必ず１つか２つは伴うものですが、2023年2月5日に石橋俊彦さんが250点を出した時の大技は「竹河の加点、若紫、椎本、浮舟」の4つで、4試合のうち澪標が一度もありませんでした。
• さらに！２００３年７月３日に２０１点を出した浜田真紀さんの４０投は、何とすべてが８点以下だったそうです。他にも同様の記録があるかもしれません。
  ということで、私が把握している範囲で「大技なしで200点を越えた例」ご紹介します。

私は自分の所属連を中心に、１９９５年以降しか把握していませんので、以前は他の方がもっと高得点を出していたかもしれません。
情報をお待ちしています。