八嶋流の目的

八嶋流では、主な目的として以下のような事柄を挙げています。

  1. 文化の創造
    江戸中期を起源とする日本古来よりの遊びの文化・投扇興を通じて、日本の文化と源平屋島の歴史を知って頂く。
    また、『八嶋流』を香川県の『遊びの文化』として構築し、不変の有形文化とする。
  2. 未来に向けた教育
    教育現場において、特に小学校の授業の一環で、遊び(ゲーム)を通じて平安時代の歴史や源平屋島の歴史に興味を持たせ習得させる。
    今後の将来を担う香川県の子供たちが日本全国、世界各国、どの地域で生活しようとも、『源平屋島の合戦』およびその史跡について解説できるような国際人に育て上げる補助的役割の一つとする。
    現在の高松市を含む香川県の問題点は、素晴らしい資源や産業を有するも、県民自身がそれらにまつわる自国の歴史や文化、本質(意味合い)を説明できないことにある。それはまさに教育と資源(町そのもの)が融合できていない結果であり、今後、香川県の国際人育成における課題である。
  3. 芸術の活性
    現在、投扇興の枕は『源平屋島の合戦』を題材にし、画家に依頼して1点ずつ描いて頂いています。
    今後、香川県在住の芸術を志す学生や画家に仕事を依頼し、作品を多くの方々に見て頂くことで、彼らの作品をPRすることが可能です。

その他、国内外に向けた香川県のPR用媒体としての活用、道具の販売やレンタルを通じての収益事業化、各種イベント事業での活用も見込んでいます。
また、小学校の美術や図工の授業で「源平屋島の合戦」をテーマに生徒の皆さんで描いて頂き、授業の一環として活用頂くことも可能です。